とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

おうちで勉強「読書感想文に取り組んだことについて②」

3年生の時は「読者感想文の書き方」の本がバイブルとなり、感想文を書く長女。本のアドバイス通り、「はじめ」には本を選んだ理由、あらすじをまとめ、「中」には心に残った場面や疑問など。「おわり」には強く印象に残ったこと、自分にも関わるエピソードなど、本のまとめを書いてみる。おっ、前よりも何だか読書感想文らしくなった。この年、初めて姉妹で入賞したた。あれこれ考えず隣で長女を見ながら書いていた次女の方が意外にも良い賞だった。

 

感想文をどう書いて良い分からない時、とりあえず本を参考にしてみるのも一つの手かもしれない。

 

その年の冬、「書き方が分かってきたかな?」と思いきや、夏に入賞したことにより長女の心には「次もきちんとした感想文を書かねば」という想いが強くなり、うまくまとめられない!とスランプ気味に。

 

部屋に閉じこもり、執筆に追われる。まるで締め切り間近の作家のようだった。「そこまでなってしまうならば、書くことをやめるてみたら?」と提案してみるが聞こうとしない。

 

そこで、私も一度、課題図書を読み、その本についてディスカッションをしてみた。そこで出た自分の意見をどんどんメモに取っていってもらう。漠然と読んで、考えていた時より、ちょっと楽しくなってきたようだ。気になる場面は読み返すようになっていた。

 

メモで必要な箇所をつなげ、それに更に付け加え、感想文を仕上げることができた。この頃から、ようやく長女は本と向きあいながら感想文を書くようになれた気がする。四年生は1人ディスカッションをし、メモを作るようになっていた。メモではなく付箋を使う方法をあるみたい。

 

今年の冬は小学生最後の感想文。今までは課題図書のうち自分が書きやすいものをチョイスしていたが、今年は自ら本をチョイスし、自由図書で感想文を書いていた。1回ではうまくまとまらないが、書くことが楽しいらしい。羨ましい限りである。

 

これが卒業文集の作文にも役に立ち、自分の想いを表現するのが上手くなったなぁと感じる。