とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

慌ただしかった上半期、ちょっと出会った面白い本のこと

今週のお題「2019年上半期」

今年上半期が過ぎて、大きな変化は時代が平成から令和になったことかな。我や家でも長女が中学生になり、部活で朝は早く、塾に行き始め、夜は遅い。家族で過ごす休日はなくなり、生活は大きく変化した。

 

新年にブログで色々と自分の目標は立てたもにもかかわらず、達成の見通しが遠い日々を送っている。加えて、思春期の長女に関しては、対応に悩み、私自身も毎日荒波を立てさせられることが増えた。私は何か壁にぶつかった時、本屋や図書館に走る。その時、出会った素敵な一冊がヨシタケシンスケさんの絵の表紙である、この本だった。

 

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おそらく私の中では令和第1号のヒット本だったと思う。相談室に送られてきた大人の悩みに亀岡市で実際に活動している子ども新聞記者が回答してくれる。歯に衣をつけぬその回答は意外にも鋭く指摘していて、あながち的を得てたりする。直接的に自分の悩みを解決してくれる訳ではないけれど、少し心が緩んだ。そして、いい意味、私に諦めの心を与えてくれた。

 

 

「中1の子どもにクソババアと呼ばれ、ショックです。これからこういうことが増えていくのでしょうか」

 

 

という悩める母から質問には子ども記者はこう回答している。

 

 

「はい、間違えなく増えていきます。だってほんまにお母さんはクソババアだからです。(中略)「勉強したんか」とか「あーせーこーせー」とかグチャグチャ言うてませんか。そんなことしていたら1000%クソババアと言われますよ。」

 

子育ての悩みから、婚活に関する悩み、夫に対する悩み、彼女から結婚をせまられたという悩みまで、子ども記者はズバズバと回答してくれる。読み終えた後、不思議と笑みがこぼれてしまう。今度、長女とゴタゴタともめてしまった時には私も悩みをここに相談をしてみたいとまで思ってしまった。


2019年後半に突入し、今、ブログを書きながら、一旦どこか立ち止まれている感じがする。自分の目標を少しでも達成できるように残りの日々を大切に過ごしていけるかな。そして、また困った時には心身救われる本に再び出会えますように。