とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

我が家の開かずの間が開いたこと

突然の休校から

そのまま春休みに突入した。

 

子ども達もすっかりとこの生活に

慣れてしまっているぞ。

 

そんな中、私は初めて胃カメラ

大腸カメラを経験した。

 

結果、胃のポリープ1個と

大腸ポリープを3個とった。

 

そして検査結果を待ちながら

この2週間を過ごしていた。

 

亡くなった父は大腸癌に

なっている。

 

だから、遺伝性があると聞く

大腸ポリープが遺伝的なものか

どうか気になっていた。

 

自分が父からそれを

受け継いでしまう心配よりも

 

自分が子ども達へと受け渡して

しまわないかが何より心配だった。

 

生きていると自分では

どうしようも出来ないことが

時折、やって来てくる。

 

今回も自分がどう受け止めて

どう前に進めば良いのかなと

色々と考えることが多い

2週間だったなと思う。

 

結果を待っていた前半一週間は

心配ごとに押しつぶされそうに

なったけれど

 

後半は今の自分に何ができるかを

あれこれと考えた結果

 

私はついに我が家の開かずの間の

整理へと取りかかった。

 

この家に引っ越してきた時に

整理出来なかった物達が

そのまま置かれ

 

しかもその後も物が増え続けた

開かずの間。

 

もうこの部屋の物は

全て捨ててしまっても

良いんじゃないかと思いつつも

なかなか出来ない開かずの間。

 

外出も控えているこの期間に

毎日せっせと片付けて

開かずの間はもう少しで

開かれた部屋として使えそうな

状態までとなった。

 

その勢いで和室の押入れと

自分のタンスの整理まで

できてしまった。

 

そんな自分にびっくりだ。

 

一年前の今頃、京都の縁切り縁結びの

有名な神社で

 

「片付けられない自分と縁を切り

片付けが出来る自分と縁を結びたい」

 

とお札に書いてきたものの

まさかこんな形で願いが叶って

しまうとは思わなかった。

 

今回、大量のものを処分したけど

まだまだ片付けは必要な感じ。

 

そんなことをしているうちに

検査結果が出て

今回のポリープは良性だった。

 

潰瘍性大腸炎かと思われていた

腸の炎症も経過観察となった。

 

数日間、眠れなかったけど

安堵感が大きすぎたのか

この日もやはり眠れなかった。

 

今年、健康診断に行かなかったら

どうなっていたのかな。

 

何だか自分が今、生かされている

みたいな感じがしてたまらず

 

お彼岸だったから、病院帰りに

そのまま父の墓参りに行った。

 

お父さん、ありがとう。

でも油断は禁物だね。

 

今、巷で炎上している

100日後のワニくんではないけど

 

自分もいつ終わりが来るか分からぬ

毎日を過ごしているんだなと

感じてしまい

 

今までより毎日を大切に過ごし

自分の体をもう少し労ろうと

思うことが出来た気もする。

 

見渡せば桜の花もちらほら

咲き始めてきた。

春もすぐそこにやって来ている。

  f:id:otomama3:20200326191703j:plain

 

コロナウイルスがこれ以上

猛威を振るいませんように

願うばかり。