とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

10年間の変化を考えてみる

先日、久々に友達4人で集まった。

前回は「久しぶりに集まろう!」と
予定を合わせたものの
初めての緊急事態宣言で延期に
なってしまった。

あれから1年8カ月ぶり。

その前に4人で会ったのは
メンバー1人の結婚式だったから
何と11年ぶりの再会だった。

若い時よりも10年のスパンが
どこか短く感じてしまった
瞬間だった。

そういや

子ども達がお店で気に入り
我が家にやって来たうさこも
玄関を守り続けて
10年目へと突入していたよ。

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この10年で自分の衰えたことを
あげたらキリがない。

体力はなくなったし
肌の水分もなくなりつつある。

髪の量も減ってきた。

そして健康診断の結果なんて
あちこちにガタがきていることが
分かってしまう。

だけど、この10年間で自分自身に
出来ることが増えたのは
確かだと思う。

料理のレパートリーは増えて
家事の手際は随分と良くなった。

自分の時間を少し持てるようになり
一人で出かけるようになった。

本を読む時間も増えたし
上達にはほど遠いけれど英語まで
勉強し始めた。

そして

何よりも大きな変化といえば
物を捨てることが苦手だった私が
ここ数年で物を整理できるように
なりつつある。

物置化していた開かずの間を
コロナ禍の間に片付け始め

部屋に少し出来たスペースは
今や主人の仕事場になりつつある。

体は衰えつつも、自分自身は
どこか進化しているのだ。

じゃあ、逆に10年で変わらないことは
何だろう?って考えた。

家族に聞いたら、おそらく
私の耳が痛くなりそうな意見が
色々と出てきそうだけど

私が10年間以上、変わらないことは
お昼休みに来る主人のメールへの
返信の文章だろうか。

お互い、朝の家の仕事をこなし
それぞれの1日をスタートさせる。

なので

主人から昼休みに送られてくる
メールの冒頭は必ず

「朝からありがとう」
の一文から始まる

そして

私の返信もまるで定文のように
「朝からありがとう」
の一文から始まる。

今まで、あまりこの一文のことは
意識することもなかった。

今やお決まりの出だしになり
お互い、本当にありがとうに
感情がこもっているかは謎だけど
10年以上、変わらない文章の始まり。

今は自分に進化を感じるけれど
10年後は出来ないことが
増えていっているかもしれない。

だけど

この「ありがとう」から始まる一文は
続いているといいなと思った。

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと