とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

今年の桜

昨夜は強い雨と風で夜中に目が覚めて

しばらく眠れなかった

 

今朝、道を歩いていると

案の定、満開だった桜も散り始めていた

だけど、まだ少し残っている

 

先週末は沢山の桜を見に行ってきた

歳を重ねると、一年に一度の

この季節をとても大切に

感じるようになった

 

夜の桜も綺麗だった

 

家族でおにぎりを持って川辺で食べた

ここ数年、誰かがいなかったけど

久々に5人揃って花見をし

ここで団子を食べることが

定番になってしまった

 

若い時は春が来れば桜を見ることが

当たり前のように感じていた

 

だけど最近は

自分は後何回、桜を見ることが

出来るんだろうと

ふと感じる時がある

 

できれば

 

来年もまた桜を見たい

受験が終わって、また受験生

例年より長く感じた、春休みがようやく終わる。

 

真ん中の子の受験も終わり、今度は上の子が受験生になった。「ひぃぃぃぃぃ」と思ったけど、うちの子は2学年差だから、これ、まだまだ受験は続くのですよ。覚悟あれ、私。

 

そんなこんなで、引き続き受験期に突入した我が家だけど、春休みはリフレッシュが必要かと旅に出かけた。

 

みんなで出かけるのも後何回あるんだろうと思うと、貴重な時間で、旅先で一足早く見た桜はとてもきれいでした。

 

受験期の私のミッションの一つは受験生のみならず、家族みんなにしっかりと食べさせることに徹していた。

 

野菜も肉や魚が一気に取れ、段取りも手っ取り早いので、週末は鍋ばかりだったけど、家族が揃い楽しく食べることは、なお体や心に良い気がした。

 

バランスよく食べて、体力の維持をしていると、万が一、風邪を引いてもリカバリーが何となく早い気がする。加えて睡眠時間もなるべくキープするようにしたり、どうでも良い雑談をする時間も大切にしていた。

 

確かに合格が出来たら嬉しいけど、親としては、どちらの結果でも良いと思っていて、とりあえずは後悔がないように元気な状態で試験を受けて欲しいという想いは大きかったと思う。

 

冬休みは少し体調が微妙な時もあったけど、結局、中学3年間は皆勤で過ごして、真ん中の子はこの春から第一志望校に通うことになった。

 

2人目の受験が終えて思ったことは、1年間通してモチベーションを保つことは難しい。

 

中学校に行っていたら、日々、人間関係でも色々なことが起こるし、成長期だから自分の感情を保つことが難しい時もあるだろう。

 

やる気の低下が続いた時期もあって、あの手、この手で再び自分のモチベーションを上げていたようだ。

 

真ん中の子の場合は長時間、勉強してもあまり疲れを見せないタイプだけど、日々、短時間でも音楽を聞いたり、本を読んだり必ず息抜きは入れていた。

 

真ん中の子の春休みは、沢山、友達と会って思い出を作りつつ、頭を抱えながら高校の予習に励んでいた。

 

幼稚園から始まり12年の付き合いの友達もいて、離れてしまうことにまだ実感が湧かないようだけど、これからはそれぞれ新しいスタートが始まるね。

 

高校はまた新たな通過点で、あっと言う間にまた過ぎてしまうだろうけど、そこで自分がどう過ごすのかを大切して欲しいし

 

コロナ禍で沢山の大切な行事を見送った世代だから、今しか出来ないことも堪能して欲しいなと思ってしまう。

いよいよ私立入試

先日に買ったスープジャーが大活躍している。

 

朝、お湯を沸かしあらかじめスープジャーを温める。前日に作っておいたものを温めて入れるのみ。慣れてくると普通の弁当より楽かもしれない。

 

豚汁、ロールキャベツ、ポトフ、麻婆豆腐とレパートリーも増えてきて、寒い間の高校生のお弁当はこれ一択になってしまった。真ん中の子の入試にはおでんにして欲しいと頼まれているが、どれくらいの量が入るんだろうか。

 

昨日、今週発売の「2月の勝者」の最新号を買ってきた。柴田さんに大号泣してしまった。(そして、後々の展開にはさっさと涙がひいた)うちの子達も楽しみにしている漫画。

 

中学受験の経験のない我が家にとっては、中学受験とはどう言うものかを知るきっかけになった。親子ともにどれほどのパワーがいるだろう。当たり前だけど高校受験とは全く違うな。

 

子どもが通う塾でも、中学受験コースがあり、この冬、真ん中の子も自習室では小学生と一緒に勉強をしていた。

 

そのうち1人の小学生の男の子は、先生の目を盗んでは本を読んだり、時にはコンビニにも脱走し、騒ぐ時もあり、連日、先生に注意されていた。

 

上の子はザワザワな環境がダメなタイプだけど、真ん中の子は基本、少々ザワザワしていても気にならない。そんな自習室に連日通うのち、6年生の女の子と仲良くなり、その小学生の男の子とも仲良くなり、先生から彼を託される立場へとなる。

 

彼と隣になった時はまず、その子の「本日の身の上話」を聞いてから、勉強を始めるのがルーティンとなった。自習室で小学生と中学生、立場が違うが同じ受験生としてともに勉強していていると、耳に入ってくる小学生達の知識量の多さには時に驚愕することもあったようだ。

 

真ん中の子はいう。他の小学生に比べ、彼はなかなか集中して勉強はしないが、毎日、小学生が自習室に来るだけでもすごいと思う。

 

自分が6年生の時を思い出したら、宿題以外では勉強することもなく、毎日、好きなことをして遊んでいたんだから。クラスの中学受験の同級生達がどのように過ごしていたのか、今になって知ることが出来たとも。

 

小学生の女の子はレジンにビーズ、勉強の息抜きに作っている作品を真ん中の子に沢山くれ、それを見ていた男の子の方も「自分も工作が得意なんだ」と話していた。そして、翌日に彼作の小さなハニワの人形が真ん中の子の塾の下駄箱に入っていた。

 

我が家の中3は宝物を得たように喜んで帰宅した。今、真ん中の子の筆箱はレジンに人形とジャラジャラしている。

 

沢山褒めた効果なのか、中学受験数日前には下駄箱に彼作の消しゴムハンコが入っていた。それにはちゃんと木の土台があり、クマのハンコと説明も書かれていた。

 

時間なき真ん中の子だったが、お礼にぬいぐるみを作成した。「受験頑張れ!」とメッセージを書き、クマのハンコを押して手渡した。

 

彼はそれを中学受験に持参したそうだ。無事に新しい進路が決まったようで、私までホッとしている。

 

中学受験シーズンが終わり、自習室が一気に静かになったある日、先生から預かり物の紙袋を渡された。

 

彼のお母さん作のポーチと彼作のテッシュケースと手紙が入っていた。手紙には感謝が綴られていて、親子で泣きそうになった。ポーチを見て、彼が手先が器用なのはお母さん譲りだと真ん中の子は言う。机の一等地にそれらが飾られ、最後の追い込みに励んでいる。

 

小さな出会いがちょっとした真ん中の子のエンジンになり、試験を控え緊張してるとは思うが、見たところ伸び伸びと過ごしている。いつもどおりが良いね。

 

いよいよ明日は初めての入試だ。

高校生と最近のお弁当

「私にとってお弁当の時間だけが1日の中で一番楽しみな時間だ」

 

上の子のこの言葉は嬉しいような、ちょっとプレッシャーのかかる言葉でもある。

 

「明日の弁当、何にしようかな?」と毎日、私には必ず考える時間がある。

 

うちの子は一日の中でお弁当の時間をを最も楽しみに生きている。たぶん友達と話したり、他にも楽しみはあると思うんだけど、元々、食べることが好きで、授業が続いた後のホッとする時間に食べるお弁当は特別なものがあるかもしれない。

 

子ども達が通う中学校では給食があるので、私のお弁当作りは上の子の高校入学から始まった。

 

思えば、子ども達の幼稚園の遠足時、小さなお弁当を作るのに1時間程、かかっていた。

 

どうやったら喜んでくれるか、あれこれ考えながら作っていたので、あんなにも時間がかかっていたのかなと思う。

 

今は忙しい朝に効率よく作れ、一日パワーが保てるようにと栄養重視になっている。自分に無理のない範囲で作るから、毎日、続けられるのかもしれない。これが特別な日のお弁当と毎日続くお弁当の違いなのかなと思う。

 

高校入学して直後は毎朝、慣れずにあたふたしていたけれど、前の日の晩ご飯を利用したり、今では手際よく短時間で仕上げるようになれたものの、春からはもう一つ、お弁当が増える。また朝のリズムが少し変わろうとしている前に、最近、私のお弁当作りのリズムが変わる出来事があった。

 

冬休み明け、高校が帰ってきた上の子が言う。

 

「あぁ、やっぱり冬休みって良かったなって友達と話していたんだよね。お昼ご飯が暖かいのがとても美味しかったって言うことが」

 

あんなにお弁当が美味しいって喜んでいたのに、あの短い冬休みの間で、お昼ご飯に対する感覚が変わってしまっていたようだ。

 

暖かいご飯が出てくることが当たり前でなく、有り難いことなんだなって、もう少し感じて欲しいと思ってしまった。

 

そして、新学期にスープジャーを持って来た友達の暖かい味噌汁がとても羨ましく見えたらしい。

 

確かに年明けから、一気に寒くなった。我が家でもスープジャーを導入してみても良いのかなと思うようになり、先週末、思い切って購入した。

 

 

普段のお弁当とまた段取りが異なり、使用勝手が慣れない中、作ってみた。

 

「あっ、粕汁かと思ったけど、食べ終わった後に美味しいと自然に言葉が出た」

 

何度も美味しいを連発してくれて、かなり絶賛だった。買って良かった。

 

5時間以上経過していたけど、冷めてることはなく、ほんのりと暖かかったらしい。

 

レシピを検索してみたら、スープジャーは色々と使えそう。ただ、今日は何が作れるのか研究時間を持ちたいので、ひとまず、申し訳ないけど、今日は通常弁当で登校してもらった。

受験シーズン到来、真ん中の子の受験におもうこと

先週末に共通模試、中学受験があったり、受験シーズンが到来した。我が家も真ん中の子が来月に私立高校の試験を控えている。

 

学業守を渡したものの

 

先日、真ん中の子の机を見れば、上の子が自分の時にもらった合格鉛筆があった。受験生だからと譲り渡したんだろうけど、すでにご利益は抜けているだろう。

 

トイレに、洗面所に、風呂場にさまざまななグラフや年表がベタベタと貼られていて、本人以外はちょっと落ち着かないけど、トイレの歴史の年表とかは何となくボーっと眺めてしまう。

 

「今の中学生はこんなに勉強しなくてはいけないのか!」と思うくらい、真ん中の子はよく勉強している。中学入学時を考えると、まさか、ここまでするようになるとは思ってもなかった。

 

早くから色々な高校の見学に行き、昨秋の説明会でようやく自分が行きたいと思える高校を見つけたことにより、エンジンがかかったようだ。

 

時間あれば塾の自習室に通っているものの、今のとこ苦痛さを感じさせない。

 

中学3年生の塾の年間費用はまるで私立中学の年間授業料に匹敵する程。上の子が中3になる前に真ん中の子を塾にいれてしまったことを悔やんでしまったくらいだった。

 

だから、末の子はまだ入塾はしていない。

 

どこまでお家学習で大丈夫か試してみたいところもあるが、最近、反抗期に家や学校以外に自分の場所があっても良いのかと考えるようにもなった。上2人の反抗期を通して、意外に子どもが塾に行っている間が親にとってもホッとしたり、頭を切り替える時間になっていた。

 

親の話をなかなか聞かない時期に真ん中の子は塾の先生の授業以外の様々な話には耳を傾けていた。良い先生に出会えたのは、本人にとっての財産だろう。

 

とか言って塾と子どもに相性もあるので、末の子が行くならば、まず性格に合いそうな塾を考える必要がある。

 

真ん中の子はこの冬に一足早く反抗期が抜けたようで、時にぶつかるが、とにかく、よく喋るようになった。一家に2人も反抗期の子がいると、私の身が持たないので、ちょっと救われた感じがする。

 

真ん中の子は問題集の印刷、今までの模試に出た漢字の抜き出しやら、私に色々な雑務を与えてくる。だから、最近、ちょっと忙しい。

 

残りの時間ももう少し。本人が後悔ないように過ごせるように、食事、話し相手、睡眠時間確保に気をつけてあげようと健康サポート係に徹しよう。

 

 

 

とうとう来たよ、末の子の反抗期

とうとう末っ子も反抗期に入ったようだ。

 

新しい年になって早々に家族vs末っ子のバトルがあったけど、昨日も一時間近く争った。

 

上2人とはまた違って、末っ子の場合は延々と話が終わらない。こちらから見ると、屁理屈を言い続け、終わらせる気がない。

 

おそらく本人的には屁理屈とは思っていないし、親のいいなりにならない中学生の主張だと思っている。ただ、その内容は家族みんなから見れば、屁理屈のジャンルに認定される。

 

昨夜もこちらからこの話し合いを終わらせた。私の気持ちは悶々として、スッキリしない。おそらく話し合いを続けていたところでも、お互いスッキリな気持ちには到達はしない。

 

その間、私の家事は全て中断されていて、台所では大量の洗い物が放置されている。結局は自分が遅い時間から運転再開しないといけないのは辛すぎる。明日も早朝から弁当を作らねばいけないし。末の子もすべきことはあるはずだが、あちらはすっかりと諦めている。

 

昨日は気持ちを切り替えるため、先に風呂に入ってみた。すると、良い感じに気持ちが収まりつつあった。ただ、その夜は頭がずしんと重くてなかなか寝付けなかった。寝る直前に食べるとなかなか眠れないのと似ていて、寝る少し前の言い争いも全く消化されずにいてるみたい。

 

最近、ちょっとの注意(ほんの些細なこと)に対して、えっと思うくらい、あれこれ言い返してくる。親の言いなりになりたくないから始まり、いつも最後は「私はいなくなった方が家族が幸せだ」「みんなもいなくなって欲しいと思っている」と言う話にまで飛躍する。

 

反抗期って、2歳のイヤイヤ期が酷くなった感じもするんだけど、あの頃は「嫌だ嫌だ」とか「自分でする!」の一点張りだったが、今は親の言いなりにはなりなくない。とか言って、自分のことですら自分でする気にはならないみたい。

 

今日もまだ昨日の変な疲れが取れない。自分にちょっとパワーチャージして、頑張ってみよう。来年、きっと末っ子は今よりもっと手に負えない程、パワーアップするぞ。

 

 

 

まだ成長中

随分と久しぶりの日記になり

子育ての記録を残すつもりが

末の子までが、この春に中学生に

なってしまいました。

 

時の流れが早すぎる。

 

ともあれ

私の長かった小学校生活も

終わりました。

 

寂しさと言うよりも

ちょっとホッとした感じです。

 

どこか気が抜けたのか

この春は例年よりも沢山の桜を

満喫していました。

 

今回のお題がおとなになったらと

いうことなので

たまには自分自身のことも書き残して

おこうかと思う。

 

改めて振り返ってみると、

20代の頃の自分はめちゃくちゃ

だったと思う。

 

後先、考えずに行動したり

考え方も随分と甘かったなと思う。

 

そんな自分でも社会に出て

色々な人に出会い、揉まれ

1人の大人へと育ててもらった

気がする。

 

だから、私にとって会社に入って

良かったことは

沢山の人との出会いだったと思う。

 

私は両親からあれこれ言われて

育つことがなかった。

 

今思えば、それは良かったのかも

しれないけれど

 

当時は受験の時、就職の時

少しアドバイスが欲しいなと

思うことも多々あった。

 

親には相談することなく

1人で決めることが多かったから

時に苦しいことがあっても

親には相談することはなく

1人で抱えていた時も

しばしばあったなあと思う。

 

当時の職場には

両親よりも歳上の方もいて

おせっかいなほど世話を

やいてくれた人が

いたことが嬉しかったし

時々、抱えていた自分の悩みを

出せるようにもなれた。

 

会社ではアカンなと思う人もいたけれど

出会えて良かったと思えた人の方が

多かったなと思う。

 

本当にありがとうございます。

 

昨年、よく私に世話を焼いてくれていた

職場の方が亡くなった。

 

「あそこのセレモニーホールの

会員になったから、私の最後には来てよ」

と生前に言われていた。

 

亡くなる数ヶ月前に一緒に

ランチに行ったのに

こんなにも早い別れが

やってくることが

悲しかったけれど

 

私は約束通りにお通夜に行ってきた。

 

亡くなる4ヶ月前にその方から

電話があった時に

私達は昔の話とか

長い時間、話し込んだ。

 

最後の着信表示である

携帯の画面を

私はスクリーンショットにして

保存している。

 

もうここに表示されることが

ないと思うと

悲しい気持ちになるけれど

 

最後までその人からは学ぶことは

多かったと思う。

 

今、自分が思い描いた大人でもなく

いつまで経っても

相変わらず頼りない。

 

もしかすると、自分はこのまま

変わることなく

人生が終わるかもしれない

 

だけど

 

いつか子ども達がこの家に

生まれて良かったとなと

思ってもらえたら嬉しいから

もう少し成長してみたいなと思う。

 

今週のお題「おとなになったら」