とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

2019年、親子で観た初映画は「シュガー・ラッシュ:オンライン」

元旦の映画ファーストディ、今年最初の映画となった「シュガー・ラッシュ:オンライン」を家族で観てきた。

 

子どもの映画について行ったものの、大人も楽しめるアニメ映画が多くなった気がする。「シュガー・ラッシュ:オンライン」もそう。あのカラフルな世界は大画面で見ると迫力があったし、映画の内容も少し大人向きでもあるように感じた。

 

ゲーム「シュガー・ラッシュ」のハンドルが壊れてしまい、何でも手に入る夢の世界、インターネットの世界にヴァロネペとラルフの2人がそれを求め探しに行くことから物語が始まる。

 

ネットならば何でも手に入ってしまうという感覚は私にもある。店舗を回って探す時間がないあまり、すぐに検索し買い物を済ませてしまうことも多い。そして、子ども達まで聴きたい音楽、調べたいことetc...ネット頼みになりつつある。映画のインターネットの世界にいた四角い顔の人達の中にはきっと私がいてる。楽しそうな雰囲気に描かれつつも、ネットが中心になってきている世界を見てしまったようで少し怖い。だけど、現実に足をおきつつ、そんな世界ともうまく付き合っていきたいと思う。

 

物語ではインターネットの世界に魅了され、目指すべき存在を見つけ、そこに自分の居場所を見出そうとするヴァロネペ。それに対し、彼女の側にいたい気持ちが強く、ハンドルを手に入れて元の世界に連れ戻そうとするラルフ。2人の関係は友情というより親子の関係にも思えた。

 

「私、子ども達の自立を妨げることしてない?」「かえって子ども達の存在に依存してるとこはない?」「子ども達に冒険させることは出来てる?」映画を観終わった後、色々な想いが巡った。

 

子ども達が好きだった沢山のプリンセス達が一緒に出てくる映画もなかなかない。彼女達の考え方が少し今時な感じになっているのもまた面白い。

 

さてさて、肝心の子ども達の感想は?「途中、ハラハラドキドキしたけど、楽しかった!」「2人の友情が戻って良かった!」「インターネットの世界ってすごい」色々、考えて観ていた私より純粋に映画を楽しめたようだ。良かった。