とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

山口の旅その1「大きな白狐の湯田温泉」

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」前に山口の出身の友達から「しそわかめ」をもらった。それがとても美味しかった。そういえば、まだ私は山口に行ったことがなかった。インターネットで色々と調べてみると湯田温泉駅前にある大きな狐を見つけた。「これ、見てみたいな」と思ったことから、今回の大型連休に訪れてみることにした。

f:id:otomama3:20190506203012j:plain

 

新山口から湯田温泉までは在来線でも20分。バスに乗っても25分ほど。駅に隣接するバスの待合室がカッコいい。行きはバスに乗り、のんびりと宿泊地に向かう。

f:id:otomama3:20190506203428j:plain

 

湯田温泉に着くと、この地には白狐伝説があるため、街でも所々で狐を見かける。マンホールもカラフルでかわいい。

f:id:otomama3:20190506205339j:plain

 

f:id:otomama3:20190506205642j:plain

 

宿の近くには湯田温泉出身の詩人の中原中也の記念館があった。

f:id:otomama3:20190506213931j:plain

 

この日は中原中也の誕生日で、入館無料日。

子どもには難しいかなと思っていたら、意外にも「にほんごであそぼ」で覚えた「汚れちまった悲しみに」の詩を知っていた。私も教科書に載っていたので何となく少し覚えていた。けれど、中原中也の30年の人生を知ったうえで、改めて詩を読んでみると、孤独感や悲しさが漂っているように思えた。彼の詩を声に出して読むとなお心に響くものがあった。

f:id:otomama3:20190507083211j:plain

 

今回、旅行で楽しみにしていたことは食事と温泉。旅館の晩ご飯で河豚の刺身を食べた。ちょっと弾力性がある。他の刺身も美味しい。

f:id:otomama3:20190506214349j:plain

 

子どもが小さい時は3人を連れて温泉に入るのは一苦労だった。みんなの体を洗い、ようやく入浴できても、お湯が熱くてすぐに上がると言われて、足早に温泉を後にしていた。最近、三女も少し長く入浴できるようになったので、ようやく家族で温泉が楽しめるようになって来た気がする。今では子ども達も食事前、食事後、早朝、2、3回入浴するほど温泉が好きになってしまった。湯田温泉は肌になじむさらりとした湯が特徴らしく、長い時間、ゆっくりと入浴ができた。宿で疲れを癒し、翌日、この旅の目的の一つ、関門海峡トンネル人道に行くために下関へと向かった。