箱根湯本で一泊した翌日、
「かまぼこ博物館」へと向うため
まるでお話に出てきそうな
きれいな名前の駅で電車を降りた。
ここは、以前、テレビで見てから
ずっと行ってみたいなと思っていた
場所だった。
かまぼこに関する様々な展示があって
知らないことも多い。
「へえっ」と思うことが多く、面白い。
二階のかまぼこキッチンラボでは
子ども達は事前に申し込んだ
かまぼこサラダ作りを楽しんだ。
本当はかまぼこ作りを体験して
みたかったけれど
ネットの予約状況を見た時には
夏休みの休日はほぼ満席だった。
しかし、サラダ作りも楽しかったようで
ここで教えてもらった
かまぼこの花は今でも家で上手に
作れるようになっている。
子ども達がサラダを作っている時間
大人はかまぼこバーで
普段、食べることのない高級蒲鉾と
箱根ビールを楽しんでいた。
500円というワンコインなのが嬉しい。
蒲鉾は一見、どれも同じに見えるけれど
味が異なる。
古今、特上、謹上の三種を食べ比べてみた。
一番高級な蒲鉾は左端だけど
私は真ん中の特上が好きだった。
お土産コーナーでは色々と買い物をした
蒲鉾、干物は自宅へと宅配が出来るので
安心して次の観光へと行けた。
蒲鉾の美味しさを知った
「かまぼこの里」に後ろ髪を引かれつつも
私達はバスに乗り、芦名湖に向かった。
しかし、途中、道が混んでいて到着時間を
大幅に上回ってしまう。
もともと少ない観光時間が更に
なくなってしまった。
「どうしよう」と考えている時間もない。
とりあえず、あのインパクトある
海賊船に乗って
桃源台駅へと向かうことにした。
船の中には海賊がいた!
船の上は少し暑かったけれど
風景がきれい。
富士山は残念ながら雲に隠れて
見えなかった。
船を降りると
帰りの新幹線に遅れてはいけないから
再びバスに乗り、今度は宮ノ下駅に向かう。
電車、バス、船、バス、電車と
次々と乗り物が変わる。
どこかトライアスロンのようだった。
宮ノ下駅に来たのは
バスで小田原まで行くとまた時間が
かかってしまいそうに思ったことと
ブラタモリで見てから気になっていた
登山電車のスイッチバックも
体験してみたかったからもある。
電車が駅に着いたかと思えば
再び下がって、線路を変更することには
少し不思議な気分だった。
、
小田原で夕飯を食べ、ギリギリ新幹線に
乗り帰宅。
のんびり過ごした1日目に比べて
2日目はかなりハードになってしまった。
今度、箱根に行くならば
もう少し、ゆっくり観光したいな。
今は噴火警戒レベルがあるため
立ち入り規制がかかっている
大涌谷にもいつか行ってみたい。
子ども達はお土産に買った地域限定の
黒たまごのもけけとゆきおが
かなりお気に入りみたい。
次の旅行こそ、早めに企画したいと思う。