今週のお題「わたしの好きな歌」
先週、映画「アラジン」を観に行った。本当は字幕で見たかったんだけど、子ども達も一緒だったから、吹き替え版となってしまった。前に映画館で観た時から、何と27年も経つんだね。
観に行く前はアラジンの声が中村倫也ってところが「どうなんだろう」ってちょっと引っかかっていた。しかし、私の思惑とは裏腹に見事にいい意味で裏切られた。
ビタースイートチョコレートのような中村倫也の声はアラジンに合っていて想像以上に歌も上手かった。ジーニーの山ちゃんはアニメの吹き替えからの不動の存在で、ジャスミンの木下晴香はさすが歌唱王だなぁと感心するばかり、ジャファーの北村一輝は初めは声優さんかと思っていて、誰だか分らなかったくらい。
実写版の映画のウィルスミスのジーニーはやはり主役のアラジンを超えた存在感だったけれど、実写版自体、前作のアニメ「アラジン」を超えた映画じゃないかと思ってしまった。
行進のシーンなんてとにかく色鮮やかで迫力があり、スクリーンから目が釘付けになってしまった。そして、結末が分かっているのに関わらずラストで泣きそうになっていたら、後ろの席に座っていた観ていた中学生男子がすでに泣いていたくらい。
そして、劇中の歌も本当に最高!サントラアルバムが毎日のように家でも、車の中でも流れる日々を送っている。
「一足お先に」
「アラビアンナイト」
「フレンド・ライク・ミー」
「アリ王子のお通り」
だけど、何といっても一番のお気に入りはジャスミンが歌う
「スピーチレス 〜心の声」
子ども達は連日、お風呂でこの歌を熱唱している。ジャスミンが力強くこの歌を歌うシーンは、私が映画の中でも最も印象が残っている。我が家では早くも今年一番のヒット曲になりそうな気がした。
「アナと雪の女王」「ラ・ラ・ランド」の時もすぐにサントラを購入してしまったけれど、ヒットする映画は音楽も良いことが多いなってつくづく思う。同じ映画を2回も見に行くことはなかった私だけど、字幕版(欲を言えば4D)を見たくてたまらなくなってる。
夏休みが来るまでに、今度は一人で再びあの歌の世界に浸りたい。