とある母の思うこと

我が家のできごと、本、映画etc..私の備忘録

未来予想図は変わっていく、これからどうしよう

「幼稚園の先生になる」

 

小さな頃からの夢だった。大学で勉強して、幼稚園に就職した。

 

しかし、実際にはうまくいかなかった。

 

勤め先に決まった幼稚園では毎日、帰宅時間が遅かった。行事前は終電、終バスが無くなり、園からは、原付バイクの通勤を提案された。しかし、夜遅くに山道をバイクで帰宅することを両親はとても心配した。

 

結局、通勤手段以外にも色々と思うことがあって、研修期間の内にその幼稚園をやめることにした。あんなにも長く抱き続けていた夢だったけれど、たった1カ月ちょっとで終わらせてしまった。

 

「いつか楽しく子育てをしたい」と私は颯爽と頭を切り替え、新たな未来予想図を描き、一般企業に就職した。小さな時からの夢は叶わなかったけど、予期せぬ私の会社員生活は意外にも長く続き、その間、紆余曲折しながらも得たものもあったと思う。

 

そして数年後、私は親になった。

 

次女が生まれて3か月の時、免疫疾患の難病にかかった。それとも知らず何件も病院を回った。当たり前だけど何の病気か分からない。連れて行ってはその症状に驚かれ、最終的に行き着いたのは大学病院だった。

 

先生から「現在までにこの病気にかかった乳児は少なく、これは宝くじに当たる可能性よりも低いです」と言われた。

 

見えないトンネルの中を歩き続けていた当時のことを思うと、何とか乗り越えた今の生活は宝くじが当たるのと同じくらいすごいことなのかもしれない。(って宝くじには未だかつて当たったことはないけどね。。)

 

今日の予定でさえも予定通りにいかないことだってよくある。

 

だから、未来予想図となると、なかなか当初に描いたようにはいかない。

 

しかし、自分にとって未来予想図を持つことは、どこか道しるべのような感じかな。その方向に向かって歩いてるつもりが、いつのまにか方向が違ってしまい、心が折れてしまったこともあったけど、少したくましくなれたんじゃないかな。

 

今、40代になった私はこの先の人生が長いのか短いのか分からないなとよく感じる。だから「人の役に立てることがしたいな」と考えることが増えた。

 

やりたいことはぼんやりと浮かびつつあるけど、実際、まだ一歩も踏み出していない。これからかな。

 

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そう言えば、2年生だった時の長女が書いた未来には夢があふれていた。子ども達がこれから描くそれぞれの未来予想図をサポートしながらも、自分の次なる未来予想図を持てた良いなと思う。

 

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